My Shining Hour / ゲイル・ウィンターズ

My Shining Hour
ゲイル・ウィンターズ / Gail Wynters

夜に漂うファンキーなNYの香り
おお、ついに出ました。NAXOSから唄モノCDが。期待にたがわぬ出来映えです。ニューヨークの香りがする、と思ったら、やはりNY録音でした。かの地のジャズクラブもずいぶんと少なくなったけれども、これは大変に intimate な雰囲気の録音で、パックも楽しみながら演奏しているのがはっきりと判ります。このゲイル、声だけを聞くと黒人のようですが、南部出身の白人なのでした。かなり「深い声」の持ち主で好感がもてます。ここでもファンキーな曲調の曲は特に好調で、3曲目の”Since I Fell For You”や、意表をついて8ビートの”Come Rain or Come Shine”など、ぐっときます。ゴードン・プリスカのテナー/フルートのオブリガードもいいし、何よりビル・カンリフの寄り添うようなピアノも最高です。

解説より

Disc1

01. I Love You　3:58
02. The Very Thought Of You　3:57
03. Since I Fell For You　5:00
04. My Shining Hour　4:02
05. We’ll Be Together Again　5:30
06. Sweet Pumpkin　2:55
07. That Ole Devil Called Love　4:36
08. I Remember You　3:56
09. Every Time We Say Goodbye　5:03
10. Come Rain Or Come Shine　4:55
11. I’m Glad There Is You　3:11
12. Blues My Naughty Sweetie Gave To Me　3:37
13. Right To Love　2:51

Total Time 53:58

Recorded 11th July, 1998, at Sound On Sound Studios, New York, NY